2009年10月19日月曜日

緑内障診断時 66%視野欠落

■ほとんど自覚なし ・・・患者団体が調査



 放置すれば失明に至る緑内障と診断された時、既に3人に2人は視野が欠けていたことが、患者団体「緑内障フレンド・ネットワーク」(柿沢映子代表、会員1600人)の調査でわかった。早期には自覚症状がほとんどなく、進行してから発見される緑内障の怖さが改めて明らかになった。
 
緑内障は、視神経が傷ついて視野が徐々に欠けていく病気で、中途失明の原因の1位。いったん欠けた視野を回復させる治療法はなく、進行を止めたり、遅くしたりするために、早期発見・早期治療が大切になる。日本緑内障学会が岐阜県多治見市などで行った疫学調査では40歳以上の約5%が緑内障とわかり、全国で約300万人の患者がいると推定されている。
 同ネットワークは8~9月にかけて会員にアンケートを行い、824人から回答を得た。
 

それによると、緑内障と診断された年齢は平均で51・6歳。診断時に、66%に当たる543人は既に視野が欠けており、「半分程度」から「かなり」欠けていた人は全体の2割に上った。
 
それでも、診断前に「視野が狭く感じる」という自覚症状があった人は1割だけ。目の異常を感じていても、8割は「老眼」や「視力の低下」「目の疲れ」が原因と思いこみ、緑内障かもしれないと考えた人は17人(5・7%)に過ぎなかった。


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2009年10月18日 YOMIURI ONLINEより

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